肛門やその周辺に起こる病気は「痔(じ)」と総称され、日本人の約3人に1人が一度は経験するといわれるほど、とても身近な疾患です。当院では、肛門外科の専門的な視点から、痛みや出血、違和感などに対して的確に診断し、患者さまの不安を和らげる丁寧な説明と治療を心がけています。
いぼ痔は、肛門にある静脈のクッションがうっ血し、ふくらんでイボのようになる病気です。「内痔核」と「外痔核」の2種類があります。
Ⅰ度:出血のみで脱出なし
Ⅱ度:排便時に脱出するが自然に戻る
Ⅲ度:脱出し、手で押し戻す必要がある
Ⅳ度:常に脱出しており戻らない
これらの症状に心当たりがあれば、我慢せずご相談ください。特に、「血が出た=痔」と思い込んでしまい、がんなどの重大な疾患を見逃してしまうケースもあります。恥ずかしがらず、まずは専門医にご相談を。
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診察は短時間で済むことが多く、「処方してもらって楽になった」とお声をいただいています。どうぞご安心の上、お問い合わせください。